アクロスシリーズに続き、ブレイクシリーズも最終巻。アザゼルとの対決、ゼパ様の正体、竜輝石の行方など、ブレイクシリーズのいくつかの謎の解決と共に、グラスウェルズでの争いに決着が付きます。
しかし今まで散々策謀を重ねてきたアザゼル、一筋縄ではいかない最終決戦を仕掛けてきます。微妙なデータの違和感に気付くPL氏など、そこらあたりの駆け引きは本当に凄いと思います……。

ブレイクシリーズは完結ではありますが近くファンブックも出るとのことで、そちらも楽しみです！

アリアンロッド・サガ・リプレイ第3弾。全てを破壊する意味で「ブレイク」と名づけたそうな。
無印の赤竜王国とは対をなす白竜王国グラスウェルズの密偵達が活躍するハードボイルドなお話。
場合によっては、無印とのリンクは当然として、(後述のプレイヤー関係で)アクロスとのリンク可能も考えると、今後の展開がワクワクしてきます。

今回のプレイヤーには、アクロスのGMである久保田悠羅・無印のGM菊池たけしもプレイヤーとして参加。
ちなみに悠羅さん演じるキャラクターは、アクロスにて傭兵団「黄金の狼」の団長であった、カテナ・アウレア。･･･細かい設定は、これから生えてきそうです。
加えて本ブレイクのGMは無印の軍師ナヴァール役とあっては、下手をすれば壮大なネタバレが起こる可能性も･･･ありそうですね。

なお、副題「ファントムレイダーズ」はプレイヤー達のギルド名なのですが、本文中では(仮)の文字があったり（＾＾；
でも、このまま固定でしょうな。後から良いのが思いつくわけはないんですから。

ファントムレイダーズが大活躍のアリアンロッド・サガ・ブレイク　リプレイ　第２弾。

新興国家フェリタニアの女王ピアニィの即位で･･･というか軍師ナヴァール（鈴吹社長）のおかげで、世情が大きく動いたアルディオン大陸･･･
レイウォールとグラズゥエルの戦争が続く中、今回ファントムレイダーズが盗み出すのは何か？

今回のミッションは２つ。
一つは隣国で開発された兵器に関する情報
一つはカウンター・アサシネーション

秘密の多いパーティーメンバーの過去に触れながらの各ミッションは、まるで小説を読むかのよう
ここぞというときには、ＧＭのプレイヤーのダイスが運命を左右します。

そして、ついにフェリタニアパーティとファントムレイダーズの競演が無印リプレイ３巻で実現とのこと。
どちらかといえばアクロスと違い、直接的な接点がなかっただけにうれしいお知らせです。

なお、白竜王国の騎士団長さんの奇抜な行動は、無印でしか読めません（笑）

どことなく「シャドウラン」や「トーキョーNOVA」の雰囲気*2が漂う、「使うルール間違えたんじゃねぇの？」（※最上級の褒め言葉）と思わせるようなリプレイシリーズ第２巻。

オペラ「魔弾の射手」を知ってる人には２割ネタバレで読み進めなきゃならない部分はあるものの、「ああ、こうするとランっぽくなるのか」というネタ満載。プレイヤーに選択権や行動の自由があるTRPGの特徴をフルに生かした、FEARゲーリプレイにしては自由度の高いシナリオになっている。さすが社長様！

ロールプレイははちゃめちゃだけど、そういうぐだぐだした部分を書き起こしてるあたりは意図的なのかも。あと、ラストのリプレイ初、PC直接対決！フェリタニア軍（ピアニィ・アル・ベネット・ナヴァール）VSファントムレイダースというオチには盛大に吹いた。あー、やっちゃうのかよ！　次回ｗｋｔｋですね。

PLがGMに引っ張られるのかアリアンロッドなのに4人とも大人な展開のまとまりな印象
そこが無印やアクロスとの対比でとても良かった
素人からすればTRPGのゲーム種類違いは舞台設定違いだけのように見えなくもない

すっかり戦記もの歴史物でキャラクタもの的動きはない巻
それでもエルザを加えることできちんと面白く仕上がっていてさすが
大規模戦闘はFS判定と並んでリプレイでの見せ方工夫がさらに必要なところと思う

戦記物らしくこれまでの複雑な経緯を
縦横に織り込んだお話になっていて楽しい
おなじゲームでも情報収集から戦闘への流れがNOVAっぽくて
その違いも楽しい

キャラクタ面では上手く取り回し働いていないし
シナリオ進行もやや疑問だが
両話とも解決の弾が玄人の技で感心

GMの個性が少しわかってきたかも
キャラクタの掛け合わせに難あるが仕掛けが4話とも凝っていて楽しい

無印シリーズで謀反を起こしたアンリに対しベルフトが合流を目論見、ピアニィたちの活躍によりそれ自体は未然に防がれたものの依然としてアンリの謀反は解決していなかった。
そんなこんなでサガ・ブレイクシリーズの急遽挟まれた1冊とのことです。

軍師ことフォーキャスター不在の状況で、「戦下手であるため戦場に出てこようとしないアンリをいかにおびき出すか」といういかにもな状況からの緊迫感、そして今回アクロスシリーズから加わったエルザのダメージのわけのわからなさ、そしてアンリの取った策など、実に派手な展開です。
アリアンロッドってそんなダメージ出るんですね……。

　アリアンロッドサガ無印の別時系列……って言えばいいんだろうか。1、2巻読んでの感想。
裏街道チームは渋い。

各キャラの痛い設定も、「パーティプレイに生かす」という視点があれば「スパイス」として使えるんだね。観点がなければただの「困ったちゃんPC」になるという。

しかし、システムは同じでも、GMやシナリオによってぜんぜんちがうんだなぁ。

アンソンがヒーローしてた（笑）そしてこの流れは・・・予定調和なんでしょーか、もうグラスウェルズの勢力変化の振れ幅がすごい。リプレイとしてよりストーリーとして続き気になってきた。てかこのレベルになるとあんまり戦闘で燃える！ってことないなー、プレーヤー側安定してるし。

サガシリーズのライバル的な位置に当たるシリーズ。
スパイや汚れ仕事担当な人たちによる、ミッション物。
小説シリーズに先に登場していた人や、悪路素手行方不明になったＮＰＣがＰＣになったり、とほんとに蜘蛛の巣のようにリンクが張られた企画なんだな、と思いました。

エルザは余計だったんじゃないかなぁ。高レベルかつ鉄壁の防御でただでさえ安定感あるのに、圧倒的な火力が加わると、安定しすぎてバランスが…。黄金の狼が助けにきてくれる描写は好きですけど。

ぢつわ急遽刊行された4巻目。本来はこの4巻で終了予定だったとか。
そもそもの原因は「無印」の5巻にあるようだが･･･社長と副社長の大人気ない無茶振りが、原因の一つではないでしょうか（笑）

時系列的には「無印」5巻のスグ後にして、同時刊行の「無印」6巻の間に入る物語。
そして、過日終了した「アクロス」最終5巻とも繋がりがあるといった、アルディオン大陸で起こった様々な出来事が密接にリンクしている『戦記』モノとして、面白い1冊になっている

今回のリプレイではファントムレイダーズの4名に加え、「アクロス」から、なんとエルザが参戦。
エルザはこの後「無印」6巻にも、ブレイク4巻の出来事を持って出演しますので、ぜひとも両巻とも読みましょう。

無印のほうに出張してたものだから、なんとブレイクシリーズ単体としては1年振り、かつようやく3冊目と言うことに、まずは驚きます。

無印3・4巻からストーリーは続き、開けて帝紀813年。
白竜王国グラスウェルズも内部のゴタゴタで、人員不足。
ファントムレイダーズの面々も、この巻にてそれぞれ表舞台で活躍することになり、表向きは解散。
でも、リプレイとしてはそうも行かないですよね（笑）

と言うところから始まる久しぶりのブレイクシリーズ。
蓋をあければ、なんと今までの隠密活動から一変。
国の存亡を掛けた戦いへと巻き込まれていきます。

なお、今回のイラストはデスマーチの猫猫猫さん。
四季さんテイストと違うナーシア達に会えますよ。